私は43歳、男性です。貯蓄額約2,000万円あります。仕事はSOHOをしています。
今はどんな生活ですか?独身のメリットやデメリットはありますか?
私は生まれた時から、ずっと独身です。
独身のメリットは自由な時間
独身であることのメリットは、自分で全てのことを決められ、自分の時間が多いことです。
更に仕事の自由があることも大きなメリットであると言えます。
独身であれば、モノを持たない生活を心がければぶっちゃけ3万円程度で部屋を借りることができます。
手取り20万あれば生活できる
家賃が安ければ、自由に使えるお金が増えるので、毎月手取りで20万円程度の収入があれぱ十分に暮らしていけます。
家賃が3~4万円台で安めの物件に住めば外食や外飲みなどにも多少費やしてもお金は余りますね。
例えば車が必要ないと思えば買わないなど、全て決定権は自分にあるのがいいですね。
地方在住ですが、駅からやや近いエリアに住んでいることと日常の足に自転車があるので、自動車は保有していません。
なので、旅行などの特別な出費を除けば、一月の生活費は15万円以内で済みます。
デメリットは寂しさと周囲からの圧力
独身のデメリットは、風邪などで寝込んでしまった時ですね。
周りに看取ってくれる人がいないので、寂しさを感じてしまうこともあります。
特に、集団で行動することが多い方にとっては、逆に独身生活は苦痛に感じてしまうかもしれません。
そしてもうひとつのデメリットは、いい年して独身のままでいると家族などをはじめ周囲から「結婚しないの?」と圧力をかけられるのが辛く感じることがあります。
独身で悩んでいることは?
自分中心の思考になる
独身を長い間続けていると、自分が第一で仕事は二の次になってしまうことですね。
自分を初め周りの親戚や友人でも、独身を続けている方がいますが、その共通点は一度も正社員にならなかった方が多いです。
出世してもマイナスになる
例え学歴は高くなくても、高校時代の同級生が大卒も多くいる職場で、本部のチーフに昇進していましたね。
出世を目指している方は、例え能力があっても「独身」はマイナスポイントです。
更に社会的信用や世間体の受けが良くないことですね。
これだけの理由で人を別物のようにとらえる日本社会に対して不思議だなと思います。
独身か既婚という単なる尺度で、人間を器量を測ることができるのでしょうか。
独身の悩みに対してどう改善しようとしていますか?
現在の生活には特に不満や不安は抱いていませんが、やはりいい年して独身でいるため世間体の受けはあまり良くないなと感じることはありますね。
特に犯罪とか犯していないのに、変な目で見られるってとても不思議なことですよ。
社会的に地位が高い人でも、タクシーの運転手に暴言や暴力をしたり、児童や生徒にみだらな行為をしていて罪を犯している人間が意外と多くいるのではありませんか。
こういう場面を見ると、単なる肩書の違いで人間を別物に扱うことに対し憤りを感じてしまうことがあります。
人生をポジティブに過ごしたり、読書をする
前置きは長くなりましたが、人間はいくら年をとっても人生勉強の日々だなと認識しております。
なので、人生で嫌なことがあっても前向きに生き続けていることをモットーにしています。
その中でも、効果があるのは読書の習慣ですね。
読書は人生の投資でも効果があると言われていて、私もなるべく活字のある本を読む時間を確保しています。
諦めない姿勢を貫く
そして諦めない姿勢を続けることだと思います。
これは学生時代の時に二度経験したことがあります。進学や就職活動では、進路担当からも求めている道が現状では困難の烙印を貼られた経験があります。
ところが、負けてはいられないという気持ちでそれに向かって努力していたら、それが達成できたのです。
高校受験では、自分の学力よりも2ランク高いところに合格できたし、就活でも開校以来初めての快挙だと卒業前にその先生から褒められました。
自分は物事の好き嫌いが激しく、実力が発揮できなく失敗してまったことも多くありますが、これらの二つの経験は諦めないで直向きに努力を続けたからだと思っております。
それは小学生の時に学んだ珠算教室での経験が今後の人生に与えた影響が大きいかもしれません。
人生には様々な困難や試練が待ち受けていますが、諦めないで努力する姿勢は大切だなと実感しました。
婚活はしていますか?
現状の生活に満足しているから婚活はしていない
現在は、特に婚活などの出会いは求めていません。
なぜならば、現状の生活に満足しているのがひとつの理由にあるからです。
結婚願望がないわけではありませんが、よく考えて行わないとリスクが高いと実感したからです。
なぜならば、結婚すると仕事を容易に変えることができなくなってしまうからです。
お世辞にも日本の労働環境は、所帯持ちによってはあまり良いとは思えません。
例えば、有名な企業に就くことができでも、会社都合により転勤を余儀なくされるからです。
せっかく、住んでいる街の環境に慣れたのに、会社の都合で家族全員が何年かに一度は引越しないのです。
それが、果たして家族にとって幸せなのでしょうか。そのこと考えるとあまり結婚したくないなという気持ちもありますね。
リストラのリスクがあるから結婚はしない
もうひとつの理由には、リストラのリスクがあるからです。金の切れ目は縁の切れ目の諺どおりに、リストラが原因で一家離散してしまった記事をインターネットなどでよく耳にするからです。
ちなみに、元同僚は仕事でのストレスが原因で多額の借金を背負ってしまい、会社のお金にまで手を出し行方不明になった事件がありました。
突然無断欠勤し、発見されたのは他の都道府県で警察に保護されたそうです。
結局その元同僚は、懲戒解雇を受け家庭崩壊してしまいました。
なので、結婚することが必ずしも幸せな人生に直結するとは限りませんね。
特に、子どもを産んでから家庭がバラバラになってしまうのは、本人だけでなく子どもも不幸にしてまうのですから。
そして、最近では熟年離婚も一つの問題になっていますね。
定年退職してから、自由になる時間が増えますが趣味などがないので、粗探しを始めてしまいます。
その結果、相手の悪い面が見えるようになるため、いざこざが絶えません。
下手に結婚して、不幸な人生を送るよりも何も縛られない独身生活が楽しいため、婚活などの出会いを求めていない理由にありますね。
同じ中高年独身者にアドバイスできることは?
結婚したいなら諦めないこと
私と同じ年齢の同級生でも独身の方は多くおられます。
結婚したいなと悩んでいる方は、婚活や結婚相談所などの出会いの機会があるので諦めないことですね。
また、仕事については一番の悩みの種ではいでしょうか。
やはり、非正規などで働いていると立場が弱くなってしまうのは否めません。
相手は慎重に選ぶ
結婚して、生活を営むようになると独身と比べて多くのお金が掛かってしまうからです。特に子ども産んでしまうと教育費用なども掛かってくるので、相手選びは慎重にしないといけません。
特に意識高い系が相手の場合だと、仕事だけで対象外になってしまうことも珍しくないのです。
ですので、相手の選択はやや広めておいた方が良いかなと思います。
できれば、そんなに意識が高くなく共働きでもOKのような相手の方がすんなりと事が進むかもしれませんね。
そういう方は、生活レベルもあまり高く望まない場合も多いので、自然体に付き合うことができます。
周りでも、意外と幸せな人生を送っているのはそんなタイプが多いですよ。
上を見過ぎたらキリがないので、あなたの身の丈に合う相手選びは大切なポイントですよ。